エアコンの効きが悪いのはガスがないのが原因?
2022年06月20日
「我が家のエアコンの効きが悪いのですが、ガスがないのが原因なのでしょうか?
また、ガスを補充する場合はお幾らくらいなのでしょうか?
ちなみに、ガスの種類は『R410A』と書いてあります」
エアコンのガスには今現在で大きく分けて3つのガスの種類があります。
二世代前にあたる『R22』という種類と、先述の『R410A』、そして今現在販売されているエアコンに普及している『R32』という種類の3つです。
こちらのお客様のエアコンのガスの種類は『R410A』ということなのですが、こちらのガスはHFC-125というものと、HFC-32という2種類のガスを混合している2種混合冷媒というものです。
こちらのガスは一度抜けてしまうと2種類のガスのバランスが合わなくなるので、補充が出来ません。
この場合は、全てのガスを入れ替える必要がございます。
しかし、ガスが無くなるということは何か抜けてしまう原因がありますので、まずはそこを特定しなくてはならないでしょう。
修理やガスチャージの場合は修理費が高額になりかねません。
エアコンの使用年数などを考慮し、修理するか、思い切ってエアコンを入れ替えるか、という選択肢も考えていただいた方がいいかもしれません。